認知症を改善させるには、『評価をもとにした治療』するだけ!【芳香療法(アロマテラピー)海馬機能と抑えて欲しい4つのこと

【芳香療法(アロマテラピー)】

認知症の中核症状(記憶障害、見当識障害、判断力障害、言語障害など)に芳香療法が有効であることが鳥取大学の研究で実証されています。
認知症の中で一番多い、アルツハイマー型認知症は、物忘れよりも先に、「におい」がわからなくなります。
においの神経である嗅神経がダメージを受けると隣接している海馬(記憶をつかさどる部位)にも広がっていくため、記憶障害が起こるとされています。
脳神経は一度ダメージを受けると基本的に修復していく事は難しいとされていますが、嗅神経は再生する事が可能だと分かっています。
そこで、芳香療法で嗅神経に刺激を与え嗅覚を鍛えることで、認知症を予防・改善させていきます。

海馬機能
海馬とは、脳の中心部に位置します。
海馬の重要な機能は、「記憶」ではござません!
正確に言うと「情報を取捨選択して、必要な情報を大脳へ送る」ことです。


海馬は自分に必要な情報か否かを判別して、必要な情報をピックアップし、長期保存できる大脳皮質へ送る働きをします。
海馬の機能低下は受け取った情報の判別を辞めちゃうことです。辞めたら結果として、情報は入ってこなくなり「物忘れ」という症状を認めます。
また、海馬の重要な働きは空間把握や自分が位置する場所の把握です。

評価ポイント
アロマを使用する際は、海馬の情報選択能力や空間把握、場所の把握の機能を評価してから使用してください。
「物忘れ」=「アロマ」という安易な発想で実施したり、提供すると認知症の方や家族さんの期待を裏切る可能性が高いです。
安易に提供しないでくださいね。

抑えて欲しい4つのこと
芳香療法はアロマのにおいを嗅ぐだけなので、すぐに実施できます。
ただ、簡単にできるからこそ、抑えて欲しいことが4つあります。

1.100%オーガニックの精油を使用する
近年、テレビや雑誌などで、アロマが認知症によいということが取り上げられた影響により、さまざまな会社がそ
ういったアロマを販売するようになりました。
しかし、ほとんど会社で扱われているアロマは100%オーガニックではありません。日本は現状アロマが雑貨として扱われているため、そういった部分の規制がゆるくなっています。
ですから、選ぶにあたっては慎重になる必要があります。

2.あらかじめブレンドされたものを使用する
認知症用のアロマは決まったブレンドがあります。そのため、オリジナルでブレンドすることはオススメしません。
また、日本で採れる成分では限界があるため、海外で採れる植物をブレンドしたアロマをオススメします。

3.朝、夜、各2時間程度使用する
使用時間の目安は、朝・夜2時間程度です。
朝は起きてすぐ、夜は寝る直前、または寝る1時間前くらいから使用すると良いです。
朝に関しては家に2時間もいないという場合があると思いますので、その際はアロマペンダントを使用することをオススメします。

4.てんかん、高血圧の方は医師へ相談する
昼用のアロマの中には、ローズマリーカンファという精油が入っています。
この精油は神経毒性があり、血圧を上昇させる効果があります。
ですから、高血圧の方は使用する際に注意が必要です。
また、てんかん発作をお持ちの方も、真正ラベンダーやローズマリーカンファにより発作を起こす可能性がありますので、そういった持病をお持ちの方は使用する際に注意が必要です。

引用文献
最新認知症予防・改善マニュアル
日本認知症リハビリテーション協会
代表 岡本 一馬


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