救急救命士(資格・試験)

救急救命士とは

救急救命士とは、救急現場や救急車の車内で患者に対して「救急救命処置」を行う仕事です。
通常仕事として医療行為をすることは医師免許を持っていないといけませんが、救急の場合は1分1秒の遅れで患者が命を落としてしまうことさえあります。医師が居る病院への到着を待ったために救える命が救えなかった等という事態は防がなければなりません。
そういった緊急の場合に患者の命を助けることが救急救命士の使命といえます。
救急救命士法が制定されて日本で救急救命士が生まれたのは1991年です。出来てから30年も経っていない職業で比較的新しいと言えるでしょう。
救急救命が認められる以前は救急現場で医療行為を行うことができず、そのために命を失う患者がいたのです。そんな事態を解決するために救急救命士が出来たという歴史があります。

救急救命士の実際の仕事内容

救急救命士の多くは消防署に勤務しています。
消防署で働く消防士の内、一部の人が救急救命士資格を持った救急救命士ということになります。
救急救命士の仕事は救急車や救急現場で医師に変わって救命処置を行うことだとお話しました。
具体的には薬剤の投与やAED(自動体外除細動器)など幾つかの特定行為を行うことが法律で認められています。

救急救命士の年収は?

救急救命士の大多数は消防署に務める消防士ですから、救急救命士も公務員ということになります。 そのため、報酬額は各自治体の規定で定められています。平均年収.jpによると、平均年収は718万円です。 救急救命士の資格を持っていると出動時にもらえる手当が通常の消防士よりも若干多くなるため、同年代の消防士と比べると収入は多くなるようです。

救急救命士になるためには

救急救命士になるためには救急救命士の資格取得+消防士試験に合格する必要があります。

下記は、第42回救急救命士国家試験 概要です。参考にしてください。

第42回救急救命士国家試験(厚生労働省)

 

救急救命士資格試験の受験には養成学校を卒業する必要あり

まず、救急救命士になるためには国家資格が必要です。救急救命処置は人の命に直接関わる行為ですから、正しく行う能力があるということを証明する資格が必要なのです。
救急救命士の国家試験を受けるためには、救急救命士養成のための専門学校(2年制)か大学を出る必要があります。また、消防士として5年以上救急業務に従事することでも受験資格が得られますが、高校生のあなたが救急救命士を目指すのであれば大学ないし専門学校に行くのがより近道です。
合格率は例年80%以上なので、学校でしっかりと勉強すれば問題なく合格できるでしょう。

消防署などの採用試験に合格する

資格取得後、救急救命の仕事を行う機関の採用試験に合格することで晴れて救急救命士として働くことができます。
救急救命士の多くは消防官として働きます。消防士になるためには各自治体の消防署の採用試験に合格しなければなりません。消防士自体がとても人気な職業のため合格するためにはしっかりとした準備や訓練が必要なようです。消防署の採用試験についての記事に消防士試験の詳細や合格者数の多い大学などをまとめているので参考にしてください。
また、救急救命を行う自衛官も居るので、資格取得後自衛隊に入隊する人も一定数いるようです。

救急救命士になるための大学

最後に救急救命士の資格を取得することができる大学を紹介します。
ちなみにこれらの大学は全て私立大学で、国立大学はありません。
学費は年間150万円前後の大学が多いようです。(例:帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科は入学金込みの初年次納入費用が1496300円)
救急救命士の資格を取得することができる大学は全国に全部で11校あります。
全国で11校と言うととても少なく感じますがこれは「救急救命士」という資格自体が1991年に制定された新しい資格だからだと言えるでしょう。

引用文献

  日本全国AEDマップ https://aedm.jp/

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