ノロウイルス感染症の症状
乳幼児から高齢者までの広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こします。
ノロウイルスの潜伏期間は1日~2日で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、その他の症状として、腹痛 頭痛 発熱 悪寒 筋痛 咽頭痛 倦怠感を引き起こすと言われています。
一般的には2~3日で回復し、経過は比較的良いのですが、抵抗力の衰えた高齢者では脱水症状や体力の消耗により重篤化し、時には死に至る事もあります。
症状回復後でも1~2週間、まれに1ヶ月に亘り糞便中にウイルスを排出し続けます。そのため、二次感染にも注意が必要となります。
また、感染しても発症しない場合(不顕性感染)があり、このような感染者からの感染拡大に注意が必要です。

ノロウイルスの感染経路
ノロウイルスの感染経路としては、以下の3通りの経路が知られています。
- ノロウイルスに汚染された生牡蠣や貝類を十分に加熱しないで摂取した場合。
- ノロウイルスに感染した人が、十分に手を洗わずに調理をすることで、食品が汚染され、その食品を摂取した場合。
- ノロウイルスを含む糞便や吐しゃ物を処理した後、手についたウイルスや不適切な処理で残ったウイルスが口から取り込まれた場合。
ノロウイルスは、汚染された食品や 便・吐しゃ物に接触した手を介して感染する「接触感染」、吐しゃ物などからの飛沫を吸入して感染する「飛沫感染」、吐しゃ物や下痢便の処理が適切に行なわれなかったために残存したウイルスを含む小粒子が空気中に舞い上がり吸入して感染する「空気感染」により、人から人へ感染していきます。

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引用文献
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