既往歴は卵巣嚢腫、現病歴は子宮腺筋症です。
卵巣嚢腫で、婦人科手術の有名な医師に診てもらい手術に臨みました。
全く症状はなし。たまたま違うことで婦人科に行って指摘されました。
手術の準備で前日に入院しました。4人部屋で同じ日に手術のある同年代の人がいて、いろんな話をすることができて、救われました。
10日間入院して、保険を使って93000円でした。
基本薄味でした。手術後、次の日5分がゆ、二日目五分がゆにおかず、三日目全粥におかず。四日目普通食へ。
我慢はお菓子、パン、携帯。同年代の同室者と話をしてました。それ以外は記録を書きました。
先に近所の先生に診断され、有名な遠い先生を紹介してもらい手術なので、ある意味セカンドオピニオン。
体力が回復するのにとても時間が掛かりました。後遺症はないです。
定期健診を受け忘れないようにしました。そのおかげで、現病が見つかりました。
開腹手術なので、腹巻は必須でした。手術後試着してみたらきつくて辛かったので、病院でゆるい物を買い直しました。
婦人科、4人部屋です。
担当の先生が執刀したので安心しました。看護師さんは皆さん優しくしてくれました。
当時は携帯使えなかったので連絡用にテレホンカード、テレビと冷蔵庫が一体になっていたのでテレビカード
手術前に心配して喉のつかえる感じが続きました。1か月前から痛くなり、手術後半年後良くなりました。
手術前に腫瘍がある卵巣も取ってしまうと話されたのに、結局は卵巣しか取らなかったというので、また腫瘍ができたらどうしようと心配になりました。何年も経ってから取った部分に、腹水が貯まったのかもしれないと思わざるをえませんでした。
症状がないのなら、無理に手術をしないのも選択かなと思います。いつか大きくなったらどうしようと思い手術しましたが、大きくならない可能性もあるようです。あまりにも酷くなった時のことばかり考えた、取り越し苦労をしてしまったのかなと思います。大切な試験の最中に悪くなったらどうしようと、今思えば安易な気持ちで手術しなければ良かったと後悔しています。
全くリハビリはありませんでした。退院後1週間で職場復帰したので、ある種仕事がリハビリみたいな感じでした。
子供は小さかったので、お母さんだけどうして帰らないの?という感じでした。主人が家のことを全てやってくれたので、安心して手術を受けました。
手術のことよりも、喉のつかえ感の方が辛かったです。合計半年間喉のつかえ感に悩まされました。それ以来心配なことが起きると、喉のつかえ感に長期間襲われるようになりました。安易な手術をした弊害で片づけられない程辛く、自分では心配と思っていない時でも喉のつかえ感に襲われます。名医と言われる先生でしたが、開腹手術をするのはとても怖いものです。卵巣手術の時は手術跡を考慮して、丁度陰毛が生え始め(上の部分)を横方向に10㎝切りました。ちゃんと縫合してもらいましたが、少しずれていて慣れるまではずっと気になっていました。手術前に、手術の途中で計画の変更がある時はどうなるのか等もっとちゃんと聞くべきだったと後悔しています。痛くなる前にやらなくてもいい手術なら、あまり心配せずに手術対象だとしてもやらない決断も必要だと思います。手術をして本来あるべきものが取り出されてなくなると、そこはすぐに塞がれるのではなく、水が溜まったりすることもあるようです。手術後だいぶ時間が経ってから腹水がたくさんたまっていると言われました。そういうことも自分で調べないと分からなかったので、手術をするということは大変な覚悟がいると思います。