乳線腫瘍でした。発見から2年ほどかけて大きくなっていったため切除術に踏み切りました。その他の病気や合併症はありません。
医師からの説明は詳しくしていただきました。特に傷がどの程度残るのか、具体的にどこを何センチくらい切るのかなど、細かく質問し、すべて答えてくれました。
触るとボコッとしていました。特に痛みはありませんでした。
5日入院しました。部屋は4人部屋でした。有名な医師だったので、他府県からその医師の手術を受けるために同じ病院を選んだという患者さんも同室に入院していました。
保険を使い、さらに限度額適用認定証を申請していたので、自己負担は5万円程度ですみました。
手術の前日の夜まで普通食でした。手術当日は絶食。術後は、次の日の朝食から普通食でした。
お酒を我慢していました。消灯時間が早いので、夜に携帯を触ることも我慢しました。基本的に暇だったのですが、痛みもあったので寝ころんでぼーっとしている時間が長かったです。
担当医師が信頼できたのでお任せしようと思い、とくにセカンドオピニオンはしていません。
後遺症はとくに残っていません。術後すぐは、手が動かしにくかったり、腕がしびれたりしました。
再発の早期発見のために、自己検診をしています。乳がんは食生活が大きな原因なので、食事も改善しました。
いろんな患者さんがいるので感染予防のためにマスクを持参しました。また、コップは蓋つきのものが便利だと思い、持ち込みました。
記念病院の乳腺外科に入院しました。4人部屋でした。
手術前も後も医師からの説明は詳しかったです。看護師さんも優しく丁寧に対応してくれました。
ちょっとしたときに拭けるウェットティッシュがあれば便利だと思いました。
良性の腫瘍でしたが、癌化するリスクもあったので、術後はその不安から解放されたことが一番良かったです。
腫瘍が大きくなっていることを確認してから切除術を受けたので、どうせするなら腫瘍がもっと小さいうちにしておけば傷口も小さく済んだし、その分痛みも少なかったと思うので、もう少し早く手術をすればよかったと思います。
場所が場所だけに、術後の傷がどの程度残るのかが不安だと思います。しかし、そこは医師も考えてくれていて、思っていたより傷が分からないように工夫してくれました。ですので、心配せずに医師に相談してみるといいと思います。また、不安なことや気になることはすべて正直に聞いて、納得してから手術を受けられることをおススメします。
入院中ある程度痛みがひいてからと、退院後1週間程度はリハビリを行いました。入院時にリハビリの仕方の用紙を渡され、最初のリハビリのときは作業療法士さんが教えてくれました。
術後はかなり優しくしてくれました。身の回りのことも手伝ってくれたり、退院してからはおいしいものを買ってきてくれたりしました。
まずは、不安なことや聞きたいことは遠慮せずにすべて医師や看護師に確認することが大切だと感じました。病院では、緊張してしまったり、遠慮してしまったりすると思いますが、安心して手術を受けるためにも疑問点は解決しておくべきだと思います。聞きたいことを上手に聞けるか心配な時は、事前にメモに書いておき、それを見ながら質問するなどの工夫をするといいと感じました。少しでも疑問が残る状態では、手術に臨む気持ちも重たくなるだけなので遠慮せずに聞くことが大切です。また、体の異変があれば、自分で判断せずにすぐに医療機関に行った方がいいと思いました。特に若い世代は、病院に行くことに抵抗があったり、仕事が忙しくて後回しにしてしまったり、「少しくらい大丈夫だろう」と思ってしまったりすると思います。でも、何事も早めに見つかれば早く対処ができるし、対応の選択肢も増えます。仕事ももちろん大切ですが、身体が一番大切です。なので、少しでも身体の異変に気が付いたら医療機関を受診してください。何もなかったらなかったで済みますが、何かあって手遅れになったらどうしようもありません。医学の進歩により、今は治る病気が増えています。なので行動するかしないかの違いが、その後を大きく左右するといっても過言ではありません。